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表紙
本書をお読みになるにあたって

目 次

巻頭言(初版)
第1章 放射線の正体
放射線の発見
   目に見えない光線「エックス線」の発見
   ウランからも放射線を発見
   キュリー夫人が「放射能」と命名
放射線の物質への作用
放射線の種類と性質
放射線の人体への影響はミリシーベルトという単位で比較
生物は自然放射線と共存している
自然放射線の種類と量
   大気圏外からやってくる放射線「宇宙線」
   大地からの放射線
   体内にも放射性物質
   空気中の放射性物質「ラドン」
   自然放射線から受ける線量の合計は

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第2章 放射線の人体への影響
放射線影響の研究はエックス線の発見で始まった
人体に放射線があたると
   細胞への影響
   人体への影響
確定的影響と確率的影響
しきい値はあるのか
放射線ホルミシス現象
いろいろな被ばく
   自然放射線の影響
   自然放射線の高い地域の調査
   医療被ばく
第3章 がんとはどのようなものか
日本人の死因のトップはがん
世界のがん
がんの姿・形と種類
血液のがん「白血病」
がんの正体

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第4章 がんはどのようにしてできるか
遺伝子の変化とがん
   がんは遺伝子の変化から始まる
   悪玉のがん遺伝子の働き
   善玉のがん抑制遺伝子の機能の喪失
がん発生過程は多段階
   大腸がんにみる多段階のがん化の道のり
がんのもと‐一に食事、二にタバコ
   ウイルス
   がんを引き起こす要因
人の寿命とがん
がんの予防
第5章 放射線とがんの関係
広島・長崎の調査結果
   白血病
   放射線との関係がみられるがん
   放射線との関係がみられないがん
   放射線の量とがんの発生率
急激な被ばくと緩やかな被ばく
低線量の放射線の影響
放射線によるがん発病への道のり

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第6章 遺伝とは何か
親から子への遺伝
メンデルの発見
   優性・劣性
遺伝子の構造と働き
   タンパク質の合成
遺伝子は染色体の中にある
生殖細胞(精子・卵子など)と体細胞の違い
第7章 遺伝による病気
遺伝による病気の分類
   遺伝子突然変異による遺伝病
   常染色体優性遺伝病
   常染色体劣性遺伝病
   X連鎖遺伝病
   染色体異常
   多因子病
   先天性奇形
遺伝病の頻度
遺伝子治療

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第8章 放射線と遺伝
広島・長崎の調査結果
動物での実験
   線量と遺伝的障害の関係
   急げきな被ばくと緩やかな被ばくの違い
自然発生の障害と放射線障害の違い
第9章 妊娠と出産
受精から妊娠まで
脳のでき方
異常な子どもは生まれにくい
先天異常の頻度
   先天異常の原因
第10章 放射線と胎児
ネズミの実験
発生の時期によって違う影響
原爆の場合の赤ちゃんへの影響
放射線の胎児への影響のしきい値
誕生後の問題
   成長後の発がんについての動物実験
   母親の医療被ばくと小児がん
   広島・長崎の胎児期被ばく者とがん
   将来の不妊

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第11章 放射線の利用と管理
放射線の利用
   アイソトープの利用
   放射線発生装置の利用
   アイソトープの管理
   放射性廃棄物の管理
放射線利用施設で働く人の被ばく管理
   被ばく限度
   被ばく線量の実際
第12章 原子力施設と放射線
電子力発電所などで働く人たちの被ばく管理
原子力発電所作業者の放射線によるがんのリスク
原子力施設作業者の疫学調査
原子力施設作業者への遺伝的影響
原子力発電所の周辺住民への影響
第13章 放射線被ばく事故
チェルノブイリ事故
   消火や事故処理にあたった作業者の健康への影響
   小児甲状腺がん
   一般住民への影響
   WHOのまとめ
JCO事故
   事故の概要
   大線量被ばく者
   作業の状況
   臨界状態の終息
   周辺環境
   被ばくの状況
   JCOの問題点
アイソトープによる事故
   事故のあらまし
   被ばくした人たち
   この事故から学ぶもの

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第14章 放射線のリスク
リスクとは
放射線影響のまとめ
米国保健物理学会の声明
ICRPの放射線リスクの考え方
直線仮説の論拠とそれに対する反論
ICRP委員長の新提案
代表的な放射線被ばく調査事例一覧
索引と用語解説
参考文献
あとがき

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